夏のご挨拶に贈るお中元や夏ギフト。その定番商品であるお酒ですが、どんなお酒を贈ればいいか分からないという方のために、予算に応じたおすすめの日本酒をご紹介します。
お中元?夏ギフト?その違いとは
「お中元」とは、親類やお世話になった人へ感謝の気持ちを込めて贈り物をする習慣のこと。現代のような「夏のご挨拶」として定着したのは江戸時代といわれています。
しかし、最近お中元を贈らないという人も増えてきているようです。特に20~30代の若い世代では、今年お中元を贈る予定がある人が3割以下という調査結果も。お中元は、堅苦しい儀礼というイメージもあるようです。
そういった背景もあってか、最近では「夏ギフト」という言葉を耳にするようになってきました。お中元という言葉はフォーマルな印象を受ける一方で、夏ギフトというとカジュアルな印象となり、お中元は上司や取引先に贈るものというイメージに対して、夏ギフトは家族や恋人、同僚、友人などより身近な相手に贈るものというイメージに。
贈る品物も、お中元では高級感のあるものでだいたい5,000円程度、夏ギフトは気軽に贈れるもので3,000円以内というチョイスになるようです。
予算3,000円未満の夏ギフトにおすすめ2選
夏に楽しむ限定の生酒|久保田 翠寿
みずみずしいリンゴのようなフルーティーな香りが華やかに広がる「久保田 翠寿」。4月から9月までの限定出荷の大吟醸生酒で、夏の生酒としてひそかに人気の高い商品です。
フレッシュさが際立つ若々しさ、上品でありながらしつこさのない甘味、しっかりと感じられる旨味、そしてキレのある後味で料理の邪魔をしません。全体としてすっきりとした飲み口となっていて、暑い夏にはぴったりの一本です。
久保田 翠寿
720ml 2,810円(税込3,091円)
日本酒初心者にもぴったり|久保田 スパークリング
日本酒はまだ飲み始めたばかりという方におすすめなのが、初心者でも飲みやすい「久保田 スパークリング」。
きめ細やかな泡立ちとマスカットのような爽やかな香りで、軽やかな爽快感を楽しめます。甘酸っぱい味わいでボリュームはありながら、久保田ならではのキリっとしたシャープな酸味が口当たりすっきりと感じさせます。
おしゃれなデザインは、ちょっとしたカジュアルギフトにぴったりです。
久保田 スパークリング
500ml 1,200円(税込1,320円)
予算5,000円未満のお中元におすすめの3選
安心感のある特別なお酒|久保田 萬寿
華やかな香りと重厚な味わいが重なり合い、複雑で深みのある口当たりが広がる純米大吟醸酒の「久保田 萬寿」。
1986年の発売より、大切な人の誕生日やお正月といった季節の行事など、久保田の最高峰として多くの特別な時を彩ってきました。お中元で贈れば、喜ばれること間違いなしの一本です。
久保田 萬寿
720ml 3,640円(税込4,004円)
新潟を代表するブランドの最高峰|朝日山 天籟 越淡麗 純米大吟醸
新潟の自然と風土が育んだ酒造好適米「越淡麗」を原料に、蔵人が持てる限りの技で醸した、「朝日山」の最高峰の「朝日山 天籟 越淡麗 純米大吟醸」。
熟したリンゴやバナナを思わせる馥郁たる香り、ふくよかなうまみとキレの良さを併せ持つ上品な味わいを楽しめます。
桐箱に入っているので、大切な方へのお中元としてもふさわしい一品です。
朝日山 天籟 越淡麗 純米大吟醸
720ml 5,000円(税込5,500円)
三年の歳月が生み出す味わい|大吟醸 熟成酒 轍
年に一度、5月のみ出荷される「大吟醸 熟成酒 轍」。
大吟醸酒をゆっくりと三年間寝かせた、朝日酒造の中の数少ない熟成酒です。大吟醸の華やかな香りが徐々に落ち着き、まろやかな口当たりの味わいです。
商品名の「轍」は車の輪が通った跡を意味し、それは転じてこれまで歩んできた人生も意味します。
大吟醸 熟成酒 轍
720ml 3,630円(税込3,993円)
気軽に夏のご挨拶を
堅苦しいイメージの「お中元」という言葉にとらわれず、身近な人や家族など相手に喜んでもらいたい、そんな気持ちで夏のご挨拶を贈ってみませんか?