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【KUBOTAYA】切るだけでおつまみに!一正蒲鉾の練り物と日本酒のペアリング

【KUBOTAYA】切るだけでおつまみに!一正蒲鉾の練り物と日本酒のペアリング

新潟県で造られている日本酒「久保田」と、同じく新潟県の食品メーカーの商品を一緒に味わえるイベント「久保田JIMOTOペアリング」。第3回目は、一正蒲鉾の練り物との組み合わせです。ここでは、イベントで提供した3つのペアリングを、イベント参加者の感想コメントとともにご紹介します。

久保田JIMOTOペアリングとは

久保田JIMOTOペアリング

久保田JIMOTOペアリング」とは、和食に限らず様々な食材と日本酒「久保田」の相性を楽しむイベント「久保田モダンペアリング」をご体験いただいたお客様の声から生まれたスピンオフ企画になります。新潟県で造られている久保田と、同じく新潟県を地元とする食品メーカーの商品を組み合わせて楽しむイベントです。

一正蒲鉾の練り物と「久保田」のペアリング

一正蒲鉾本社

第3回目は、かまぼこやさつま揚などを始め、最近では「うな次郎」などの代替シーフードを開発しヒット商品を生み出している、新潟県新潟市東区に本社を置く創業1965年の一正蒲鉾の練り物と組み合わせました。

社名の「一正」は、創業者と現社長の名前の一文字「正」と、はじまりを意味する「一」を組み合わせたものだそうです。
代表的な商品は、メーカーシェアNo.1のカニかま。1974年に初代のカニかま「かに太郎」を発売して以来、様々なカニかまを世に送り出し、大人気の「サラダスティック」や食べ応えのある「ガブリッチ 魅惑のカニかま」など、様々なタイプのカニかまを揃えています。

今回は、朝日酒造社員がセレクトした一正蒲鉾の商品3種に日本酒「久保田」を組み合わせました。練り物には、ついマヨネーズや醤油をつけたくなりますが、今回はそのものの味を味わっていただくため、あえて何もつけずに食べていただきました。
おすすめの組み合わせを特に好評だったランキング順に、イベントに参加された方々のコメントと併せてご紹介します。

おすすめの練り物×日本酒3選

1位:香ばし生ちくわ×久保田 千寿 純米吟醸

香ばし生ちくわ×久保田 千寿 純米吟醸

名前の通り、香ばしい風味とプリッとした食感が特徴の「香ばし生ちくわ」。
一般的なちくわは、真ん中だけ焼き目があり両端が白いものが多いですが、この香ばし生ちくわは、皮全面にこんがりと焼き目がついています。スケトウダラ100%を使用し、肉厚で食べ応えもばっちり。しっかりと味がついているので、調味料なしでも美味しく味わえます。
参加した方からは、「ちくわが美味しい!」「こんなにおいしいちくわは初めて!」「買いたい、買って帰りたい」と、とにかくちくわの美味しさを絶賛する声が続出。

そんな絶品の香ばし生ちくわにはどんな日本酒でも合いそうですが、今回合わせたのは「久保田 千寿 純米吟醸」です。ペアリングを体験したお客様からはこんな感想も。

「ちくわの完成度が高く、しっかりとした味わいなので、爽やかな酸味を感じる柔らかい口当たりの千寿 純米吟醸がとても綺麗に寄り添う」
「タラの凝縮した旨味と皮の香ばしさがリッチで、酸味と旨味のバランスが抜群の千寿 純米吟醸とぴったり!」
「皮が香ばしくてタラの風味が強いので、甘味や旨味の強いお酒より、千寿 純米吟醸のようなややおとなしめな食中酒の方がきれいにまとまる」
「肉厚でプリップリの食感が美味しく、おつまみとして圧倒的な主役感があるちくわを千寿 純米吟醸が黒子に徹して引き立てている」

ちくわのしっかりとした味わいと余韻に、「久保田 千寿 純米吟醸」が控えめに寄り添う組み合わせでした。

2位:素材をいかしたさつま揚×久保田 萬寿

素材をいかしたさつま揚×久保田 萬寿

続いて、ストレートな名前の「素材をいかしたさつま揚」。北海道産のすり身を100%使用し、魚の旨味や甘味が口いっぱいに広がります。さらに、ふっくらと弾力感のあるさつま揚に仕上がっています。

こちらには、深みのある味わいの純米大吟醸酒の「久保田 萬寿」を合わせて、リッチな味わいのペアリングに。

「さつま揚特有の甘味が、華やかな香りと深みのある味わいの萬寿とぴったり!」
「さつま揚は香ばしさもあり、魚の旨味でとても豊かな味わいだけど、さすがの萬寿がしっかりと受け止めて味わいを膨らませて包み込む感じでリッチな美味しさを感じる組み合わせ」
「さつま揚には生姜醤油×辛口の日本酒派だが、そのままで味わうと辛口の日本酒より確かにしっかりした味わいの萬寿の方が良く合うと感じた」
「萬寿がさつま揚の甘味を引き立てて、間違いない組み合わせ。食中、鼻に抜ける華やかな香りまで美味しい」

芳醇な旨味同士が混ざり合うこの組み合わせ。簡単なのにちょっと贅沢な晩酌にいかがでしょうか?

3位:白身魚揚げ×久保田 紅寿

白身魚揚げ×久保田 紅寿

最後は、白魚のすり身と豆腐を混ぜ合わせた中に、玉ねぎやにんじん、ひじきが入った「白身魚揚げ」。ほんのりとしたやさしい甘さのある味わいと、豆腐によるふんわりとした食感が特徴です。

白身魚揚げに合わせたのは、純米吟醸酒の「久保田 紅寿」。清涼感のある香りとドライな口当たりで、味がしっかりした料理や甘味が強いものとも合いやすい日本酒です。

「3種の中では最も油感が強く重たい印象があるが、紅寿の旨味がしっかりと寄り添う。紅寿は味わいの芯・太さがしっかりしているのがよくわかった」
「ふんわりとした食感とほんのりとした味わいが、紅寿のやさしい甘味とよく合い、お酒の酸味とキレが後味を爽やかにしてくれる」
「さつま揚げほどではないほんのりとした甘味の白身魚揚げに、ほのかな甘味とすっきりとしたドライさを感じる紅寿がとてもよく合う」

やさしい甘さ同士で、なんだかほっこりとするペアリングをぜひお試しください。

練り物は酒飲みの味方

ちくわを買う時、つい安さで選んでしまいがちですが、こだわりのちくわを選ぶと、何もつけずにそのままで食べても本当に美味しい!という発見があった今回。
こだわりの品を選べば、袋から出して切るだけで立派なおつまみになる練り物は、酒飲みの味方です。そんな逸品がスーパーで買えるなんて、今晩は練り物で一杯いくしかないですね。
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