職場の上司や家族が定年退職を迎える時、感謝や労い、新しい人生へのエールを込め、日本酒や酒器を贈りませんか。今回は、退職祝いにふさわしい日本酒や酒器をご紹介します。
人生でたった一度の節目にプレゼントを
職場や家族に定年退職を迎える人がいる場合、これまでの感謝や「お疲れ様でした」という労い、新たなる門出をお祝いする気持ちを込め、プレゼントを贈りたいですよね。
そんな時には日本酒はいかがでしょうか? 日本酒を片手にこれまでの日々を振り返り、もう一度しみじみと味わい直す、そんな時間もプレゼントできるはずです。
ここでは、定年の際の退職祝いに贈りたい、新たな門出のはなむけにぴったりな日本酒と、そんな日本酒を堪能するのに最適な酒器をご紹介します。
贈るタイミングや相場の正解は?
定年の際の退職祝いにはさまざまなパターンが考えられます。退職する上司へ社員全員から贈るケースもあれば、長年頑張ってきた家族や特にお世話になった人へ個人的に贈るケースもあります。
贈るタイミングはいつがベスト?
相場はどれくらい?
相場においても絶対的な決まりがあるわけではなく、贈る相手の役職や相手との関係性、シチュエーション等によって変わるようです。
連名で贈るか、個人的に贈るかでも価格は異なり、連名の場合は30,000円程度、個人的に贈る場合は5,000~10,000円台とすることが多いようです。
社内や家族・親族の間でのこれまでの慣習、関係性に合わせ、お互いが負担にならない適切な価格帯の中で選びたいものです。
新たな門出のはなむけにぴったりな日本酒と酒器
ここからは、定年の際の退職祝いに贈りたい日本酒と酒器をご紹介します。
日本酒単品のプレゼントであれば、個人的に贈る場合の相場である5,000~10,000円台に、日本酒と酒器を組み合わせれば、連名で贈る場合の相場である10,000~30,000円におおよそなりますので、参考にしてみてください。
ちなみに、日本酒の価格は持ち帰りやすく冷蔵庫に入れやすい720mlのものを記載しています。商品によっては1800mlのボトルでの用意もあるので、贈る相手の飲む量に合わせて選んでみてください。
久保田 萬寿 自社酵母仕込
蔵人の技と信念が詰まった「久保田 萬寿 自社酵母仕込」は、長い人生でたった一度のライフイベントに寄り添うのにふさわしい究極の逸品です。
酒米、精米方法、自社酵母の3要素に力点を置くことで、これまでになかったエレガントさを感じる酒質を実現しました。深みのある味わいと香りの調和という「久保田 萬寿」らしさは踏襲しつつ、広がりのあるまろやかな味わいを楽しめます。日本酒好きの方から普段あまり日本酒を飲まない方にまで受け入れられる一本です。
贈る瞬間に気持ちがぐっとこみ上げてくる、重厚感ある化粧箱付きです。贈り手の想いを余すことなく相手に届けてくれるに違いありません。
希望小売価格
720ml 10,000円(税込11,000円)
江戸切子 重ね矢来 オールドペア
究極の逸品である「久保田 萬寿 自社酵母仕込」を飲むなら、国の伝統的工芸品として有名で、海外でも高い人気を誇る江戸切子の器がおすすめです。施されている文様は「矢来」と呼ばれ、災いから身を守る意味を持ちます。人生の次章での毎日も穏やかであることを願って贈りたいですね。ペアで贈ることで、お世話になった人が大切な人とゆっくりと日本酒を味わう機会もプレゼントできます。
希望小売価格
20,000円(税込22,000円)
洗心
「洗心」は、「初心に戻り、人を尊びきらめき生きる」という意味を込め名付けられた酒です。心機一転新しいスタートを切る方へ最適な一本と言えるでしょう。
酒造好適米「たかね錦」を丁寧に3昼夜かけて28%まで磨き上げたことによる、この上なく淡麗で綺麗な味わい、ゆっくりと熟成をさせたことによる、滑らかな味わいと洗練されたふくらみが魅力です。やわらかな口当たりと余韻は、人生の大きな一区切りを迎えた充実感をさらに深めてくれます。
こちらも贈り物にぴったりな化粧箱付きです。朝日酒造のラインナップの中では知る人ぞ知る銘柄ですので、お世話になった日本酒好きの人に贈れば、化粧箱に大きく書かれた「洗心」の文字に、飲む前から気分を高めてくれるはずです。
希望小売価格
720ml 5,200円(税込5,720円)
ぐい呑 銀線文
「洗心」と組み合わせて贈る酒器として、職人が一つずつ手作りしたぐい吞はいかがでしょうか。一枚の銅板を金槌で叩き縮めることで成形される、鎚起銅器という工芸品になります。使い込むことで自分の手に馴染んでいくため、一緒に年を重ねてくれる酒器と言えるかもしれません。底が丸くテーブルに置くとゆらゆら揺れ、酒を注ぐことで安定するという遊び心ある作りも魅力的です。
希望小売価格
12,000円(税込13,200円)
久保田 萬寿
「万物の寿を願う酒」 というコンセプトのもと誕生した、長い歴史を持つ「久保田 萬寿」。
60歳定年退職の時に2人の息子から萬寿を送ってもらい感激して飲みました。(60代男性)
主人が定年退職したとき、萬寿をお祝いに頂きました。もったいなくて、すぐには飲めなくて、年に一度の弟が来たときに感謝して頂きました。(50代女性)
実際に退職祝いとしてもらったというエピソードには、萬寿をもらった時の胸が一杯になるような気持ちが滲んでいます。
味わいは重厚で香りは華やか、麹から生まれるふくらみある柔らかさの中に、旨味や甘味、酸味が調和し、心地よい余韻が喉元まで続きます。年齢性別を問わずお楽しみいただける上品で穏やかな日本酒です。
こちらも贈り物として贈るのに最適な、高級感ある化粧箱付きです。これからの人生での“万の寿”を願う気持ちのように、金の箔押しでの「萬寿」の文字がきらめきます。
希望小売価格
720ml 3,640円(税込4,004円)
盃 – 喜器(きき)- Ⅱ – 金箔
「万物の寿を願う酒」 である「久保田 萬寿」と、「喜器」というおめでたい名前のぐい吞みを一緒に贈れば、相手もとても華やいだ気持ちになるはず。「喜器」は、熱伝導率がよいとされる錫(すず)で作られており、注いだ日本酒の冷たさや温かさを、指先や唇にもしっかり伝えてくれます。触覚でも久保田 萬寿を堪能できますよ。メーカーの各直営店や公式オンラインショップでは、プラス税込1,100円で名入れ加工が可能です。
希望小売価格
4,400円(税込4,840円)+名入れ1,000円(税込1,100円)