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【KUBOTAYA】純米大吟醸酒とは?大吟醸酒との違いや味・香りの特徴も紹介

【KUBOTAYA】純米大吟醸酒とは?大吟醸酒との違いや味・香りの特徴も紹介

日本酒をもっと楽しみたいけれど、種類が多すぎて迷ってしまうという方もいるのではないでしょうか。この記事では、人気の高い純米大吟醸酒の定義や、味わいや香りの特徴、また初心者の方におすすめの純米大吟醸酒もご紹介します。違いを知ることで、さらに日本酒の楽しみ方が広がりますよ。

純米大吟醸酒とは

まずは純米大吟醸酒とはどんなお酒のことを指すのか、そして似ている名称の「純米吟醸酒」や「大吟醸酒」との違いは何かをご紹介します。

日本酒を分類する特定名称

特定名称酒

純米大吟醸とは、日本酒を分類する「特定名称」の一つです。まずは、特定名称についてご紹介します。

日本酒は、米、米麹、水を主原料とした、日本の伝統的なお酒です。日本酒の定義は酒税法によって定められており、原料や製造方法、アルコール分(22度未満)などの条件を満たしたお酒を「清酒」、その中でも国内産米使用、国内醸造の清酒のみが「日本酒」と呼ばれます。日本酒は、原料や精米歩合などの違いによって、8種類の「特定名称酒」と、「普通酒(一般酒)」に分けられています。

さらに「特定名称酒」は、「醸造アルコール」が原料に含まれるかで2種類に分けられます。
醸造アルコールが含まれない日本酒は、純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒・特別純米酒の4種類。全て名称に「純米」が入ります。それ以外の本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・特別本醸造酒には醸造アルコールが含まれています。

純米大吟醸酒は、磨き上げたお米で造られた日本酒

そんな特定名称酒の中でも、純米大吟醸酒は、米、米麹、水のみを原料として、50%以下の精米歩合の米を使い、吟醸造りという製法で造られる日本酒のことを指します。

吟醸造りとは、「吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造すること」と定義されています。吟醸造りの名の通り「吟味して醸造する」ことをいい、よりよく精米したお米を、低温でじっくりと長期間発酵させる伝統的な醸造方法を指します。

純米大吟醸酒と純米吟醸酒の違いは【精米歩合】

純米大吟醸酒と純米吟醸酒の違いは、精米歩合です。

・純米大吟醸酒:精米歩合50%以下
・純米吟醸酒:精米歩合60%以下

精米歩合とは、玄米を削り残った割合を%で示したもの。例えば、精米歩合が60%だと、玄米を外側から40%削り取った状態のことです。純米大吟醸の場合、精米後に残る米はもともとの半分以下になります。対して、私たちが普段食べている食用米の精米歩合は約90%ですから、いかに米を磨き抜いているかがわかります。米の表層にあるたんぱく質や脂質は、食用米としては大切な栄養になりますが、お酒にとっては余計な雑味のもとになるもの。しっかりと手間をかけて磨くことで、純米酒ならではの特別な味わいが生まれるのです。

純米大吟醸酒と大吟醸酒の違いは【原材料】

先述したように、特定名称酒は醸造アルコールが原材料に含まれるかで2種類に分けられます。
純米大吟醸酒と大吟醸酒は、精米歩合50%以下という条件は同じですが、醸造アルコールを含むか含まないかの違いです。
米、米麹、水のみで造られた純米大吟醸酒は、米本来の旨味やコクが特徴。一方、醸造アルコールを加えた大吟醸酒は、すっきりとした飲み口のものが多く、味のバランスが良いので飲みやすいのが特徴です。

純米大吟醸酒の味わいや香りの特徴

日本酒

酒蔵によって純米大吟醸酒の味や香りは様々ですが、一般的に言われている純米大吟醸酒の味わいや香りの特徴をご紹介します。

雑味がなくクリアな味わい

原料のお米を50%以下に磨いて造った純米大吟醸酒は、磨きによって米の表層部分を削ることにより、雑味がなくすっきりとクリアな味わいになる傾向があります。また、米、米麹、水のみのため、米らしい旨味やコクを感じるお酒が多い傾向にあります。
日本酒を初めて飲む方や飲み慣れていない方にとっては比較的飲みやすい味わいのため、おすすめです。

華やかでフルーティーな香り

吟醸造りで造った純米大吟醸酒は、「吟醸香」と呼ばれるフルーツのように華やかな香りを有します。
吟醸香はアルコール発酵の進む過程で酵母によって生成される香り成分によるものですが、実は生成される成分の違いによって大きく2種類の香りに分かれます。

・リンゴ・ナシ系のサッパリとした吟醸香
フルーティーな吟醸香と表現される香りが、リンゴやナシ、パイナップルのような甘酸っぱく、みずみずしい香りです。

・バナナ・メロン系のやや甘い吟醸香
吟醸香では、バナナやメロンなどのおだやかで奥深い香りも代表的。先ほどのリンゴやナシなどの吟醸香に比べるとやや甘味が増す香りのため、若い女性に人気です。

この香りを楽しむためには、常温よりも「花冷え」と呼ばれる10℃ぐらいの温度に冷やした冷酒がベストです。冷蔵庫で数時間冷やす程度でOK。冷やすことで、純米大吟醸酒の味わいや、華やかな香りをより引き立てましょう。

日本酒初心者におすすめの純米大吟醸酒

純米大吟醸酒をまだ飲んだことがないという方に、入門としておすすめの純米大吟醸酒をご紹介します。

久保田 純米大吟醸

久保田 純米大吟醸

香り、甘味、キレが融合した、新しい美味しさを追求したモダンでシャープな純米大吟醸酒。上質で華やかな香り、甘味と酸味が調和した味わい、久保田らしいキレのよさが、口の中でハーモニーを生み出します。
純米大吟醸酒は磨いたお米を使うため高額になりがちですが、こちらの純米大吟醸酒はコスパがいいのも初心者にはおすすめ。300mlサイズもあるので、試しに飲んでみたい方にはぴったりのサイズです。

希望小売価格
1,800ml    3,400円(税込3,740円)
720ml    1,570円(税込1,727円)
300ml    750円(税込825円)※化粧箱なし

純米大吟醸酒を美味しく楽しもう

時間をかけて丁寧に磨いたお米の旨味やコクを存分に味わえる純米大吟醸酒。味や香りの特徴などを参考に、ぜひ自分好みのものをお試しください。興味を持ったお酒にどんどんチャレンジしてみると、次第に自分の好みが分かるようになり、日本酒の世界がもっと楽しくなりますよ。
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