秋の夜長に、月を愛でながら楽しむ月見酒はいかがですか?月見酒の歴史は長く、古くから親しまれている秋のイベントです。今回は月見酒におすすめの日本酒と、満月のような黄色の月見団子の作り方をご紹介します。
月見酒とは
月見酒とは、その名のとおり月を見ながら飲むお酒のことです。
古来より秋の収穫を神々に感謝し、月の下でお酒を飲む「月祀り(つきまつり)」の風習があったといわれています。
中秋の名月に行う月見は、平安時代に中国から伝わりました。貴族たちは観月の宴を催し、水面に映る美しい月を眺めたり、杯に月を映したりして月見酒を楽しんだとされています。
鎌倉・室町時代になると、月見の風習は武家や庶民へと広がっていきました。
現代を生きる人たちにもこの粋な文化に改めて目を向けてほしいとの思いから、一年で最も月が美しいとされる中秋の名月の日が「月見酒の日」として2017年に制定されました。
今年の月見酒の日は9月21日です。
長い歴史に思いを馳せながら、美しい月を愛でるひとときを過ごしませんか?
月見酒にあわせたい!黄色の月見団子の作り方
実は相性の良い日本酒と和菓子。
月見の定番の団子と一緒に月見酒を楽しみましょう。
秋の味覚のかぼちゃを使った、満月のような黄色の団子は写真映えもします。
【材料(15個分)】
・かぼちゃ(皮と種を取りのぞいたもの):60g
・絹ごし豆腐:100g
・白玉粉:100g
・水:大さじ1
【作り方】
①かぼちゃをカットして大さじ0.5〜1の水をくわえて、500〜600Wのレンジで4〜5分くらい加熱する
②かぼちゃをマッシュする
③ボールにかぼちゃと絹ごし豆腐を入れてよくこねる
④③に白玉粉と水を少しずつ入れてよくこねる
⑤15個分まるめる
⑥鍋にお湯を沸かして団子を入れ、浮いてきてから2分ほど茹でる
⑦冷水に取り、冷めたらザルにあけて水気をとって並べる
まるめた段階では小さいですが、膨らむのでちょうど良い大きさになります。
お好みでみたらしのタレやあんこを添えて召し上がってください。
月見酒にぴったりの日本酒は「得月」
気品ある香りと優しい味わいが魅力の「得月」は9月限定出荷の純米大吟醸酒です。
新潟県産米「ゆきの精」を28%まで磨き上げ、丁寧に醸しました。
パッケージは「鳥獣戯画」をヒントに、うさぎが月見をしながら宴を楽しむ様子がデザインされています。
中秋の名月に、しっとり優雅に月見酒をお楽しみください。商品にはかわいい精米見本もついています。
希望小売価格
720ml 4,370円(税込4,807円)
月見酒で秋の夜長を味わう
日本酒を飲みながらゆったりと月の美しさを味わえば、忙しない日常を忘れられるひとときを過ごせますよ。
今年は月見酒で、いつもよりちょっと優雅な秋の夜長をお過ごしください。