【KUBOTAYA】飲んで花火気分を味わいたい、長岡花火の地元酒蔵の日本酒5選!

【KUBOTAYA】飲んで花火気分を味わいたい、長岡花火の地元酒蔵の日本酒5選!

今年も新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの花火大会が開催中止に追い込まれています。新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」もその一つです。そんな長岡花火を今年はバーチャルで楽しみつつ、花火気分を感じられる地元酒蔵の日本酒とともに味わうのはいかがでしょうか?新潟県長岡市の酒蔵の日本酒5選をご紹介します。

長岡花火とは

長岡花火

今年も新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの花火大会が開催中止に追い込まれています。新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」もその一つです。
大会は2年連続の中止となりましたが、今年は代替として8月2日と3日に市内の11か所で数発花火を上げる計画が予定されています。

長岡花火を見たこともある人もない人も、まずは長岡花火について知っておきましょう。

長岡まつり大花火大会の歴史

長岡まつり大花火大会は、毎年8月1日~3日の3日間にわたって開催されます。この開催日には理由があります。

長岡で最初の花火大会が開催されたのは、1879年のこと。これが、長岡の花火大会の起源と言われています。
その後も花火大会は定期的に開催されましたが、1938年に戦争により中止に追い込まれました。

そして、1945年8月1日の22時30分。この日長岡の上空にB29大型爆撃機が来襲し、市街地を爆撃しました。街の8割が焼け野原となり、1,488名の方が亡くなりました。

この空襲から1年後の8月1日に、長岡まつりの前身である「長岡復興祭」を開催、さらにその翌年には花火大会が復活しました。そして、1948年に8月1日を「戦災殉難者の慰霊」の日、2・3日を「花火大会の日」としたのです。
つまり、長岡花火は慰霊を目的とした花火なのです。空襲があった8月1日の22時30分には、毎年慰霊の花火である「白菊」3発が打ち上げられ、黙とうをささげています。

長岡まつり大花火大会の見どころ

正三尺玉

長岡花火は、秋田の「大曲の花火」、茨城の「土浦全国花火競技大会」と並んで、日本三大花火として全国的に有名な花火です。例年2日間で約100万人が来場し、約20,000発の花火が夜空を彩ります。
長岡花火の見どころを上げるとキリがないですが、名物は「復興祈願花火フェニックス」と「正三尺玉(しょうさんじゃくだま)」です。

フェニックスは、2004年10月に発生した新潟県中越地震からの復興を祈願して生まれた花火です。人々を元気づけるため、世界一の誇れるような壮大な花火を打ち上げたという想いで、2005年から始まりました。
平原綾香さんの『Jupiter』に合わせて、全長約2kmにわたって超ワイド型スターマインが打ち上がり、最後にはフェニックス(不死鳥)に見立てた光跡が現れる尺玉花火が現れます。目の前が全て花火に覆いつくされる、まさに圧巻の花火です。

正三尺玉は、直径90cm、重さ300kgの大玉から現れる花火です。上空600mまで打ち上げられると、直径約650mもの大輪を咲かせます。さらに、長岡花火では、この正三尺玉を長生橋にかかるナイアガラ花火とともに見られます。これは長岡花火だけ。心臓まで響く轟音を感じる、大迫力の花火です。

長岡花火をバーチャルで楽しむ

ながおか花火館

残念ながら今年も長岡花火は見られませんが、昨年長岡市にオープンした道の駅「ながおか花火館」にある「長岡花火ミュージアム」では、ドーム型の花火シアターで長岡花火が体感できます。
その他、入館料無料の展示室では、幅15m、高さ6mの大ビジョンを中心に、周囲の壁一面に長岡花火の歴史や魅力を紹介しているほか、原寸大の花火玉や花火筒の展示など、見て学び、遊んで楽しむことができます。

また、長岡花火公式YouTubuチャンネルでは、過去の花火大会の映像を見ることができます。映像で今年は見ながら、来年の開催を心待ちにしたいですね。

花火気分を味わう長岡の日本酒5選

夜空を彩る大輪の花火は今年は見られませんが、バーチャルで楽しみつつ、さらに長岡花火気分を高めるお供、新潟県長岡市の酒蔵の日本酒5選をご紹介します。

①柏露酒造「発泡純米清酒 HANABI」

発泡純米清酒 HANABI

柏露酒造は、1751(宝暦元)年創業の酒蔵です。長岡藩主牧野家の興した酒造蔵を譲り受け、同家の家紋「三つ柏」を使用した清酒「柏露」を継承。「多くの皆様に喜んでいただける美味しい酒を造る」という姿勢を変わらず受け継いでいます。

花火の名前が付いた「発泡純米清酒 HANABI」は、米だけでつくられた発泡する純米酒です。天然の発酵炭酸ガスがシュワシュワと心地よい泡立ちを作り出します。ほどよい酸味と米の旨味が生み出す上品な甘さです。

②長谷川酒造「四季を旅するお酒 長岡の花火」

四季を旅するお酒 長岡の花火

1842(天保13)年に創業した長谷川酒造。機械に頼らず、昔ながらの手作業にこだわり酒造りをおこなっています。米を傷つけることのないよう手で洗い、スチームではなく和釜で蒸し、小さいタンクで仕込む…すべての工程において、人の手で丁寧に造るということを大切にしています。目の届く範囲で我が子を育てるように、慈しみながらおいしいお酒を育てる酒造りです。

代表銘柄「越後雪紅梅」の季節限定酒が「四季を旅するお酒」。長岡の街をのんびり散策する2匹の猫が描かれているラベルが特徴です。季節により風景が変わり、夏は長岡花火を高台から優雅に眺める2匹が描かれています。
味わいは、柔らかな口当たりと淡麗な味わい。スーッと入る軽快なのみ口で、食事を選ばずお楽しみいただけます。

③お福酒造「お福正宗 純米 花火ラベル」

お福正宗 純米 花火ラベル

1897年に醸造研究者が立ち上げたお福酒造。明治時代からお米本来の旨味を生かした酒造りをしています。
また、現在多くの蔵で採用されている速醸酛は、「お福正宗」で試用されたのが始まりです。創業者の岸五郎氏が、酒質の向上や醸造の安全性を目指して研究した方法です。

お福酒造の代表銘柄「お福正宗」の夏季限定商品が、「お福正宗 純米 花火ラベル」。ラベルに、長生橋の上に打ち上がる大きな尺玉の花火が描かれています。さらに、同じ絵柄の紙袋に入っています。
清楚な香りとなめらかな味わいが特徴です。

④朝日酒造「久保田 雪峰」

久保田 雪峰

朝日酒造は、1830(天保元)年に長岡市の越路エリアに創業した酒蔵です。創業地の地内を流れる清澄な地下水脈の軟水と、地域の農家とともに研究を重ねながら育てている良質な酒米、そして、越路杜氏から継承する知恵と基礎研究による技術革新で、新潟産にこだわった真摯な酒造りを続けています。
長岡まつり大花火大会では、毎年8月3日の長生橋にかかるナイアガラに提供をしています。

花火のお供におすすめしたいのが、7月と9月に限定出荷される「久保田 雪峰」。アウトドアメーカーのスノーピークと共同開発した、アウトドアで楽しむための日本酒です。
山廃仕込みなので、どっしりとした旨味や力強い味わいを感じさせ、BBQなどのガツンとした料理にもぴったりです。
真っ黒なボトルが特徴で、花火をバックにすると久保田ロゴが浮かび上がってくるのも印象的です。

⑤吉乃川「正三尺玉 吟醸 吉乃川 360ml」

正三尺玉 吟醸 吉乃川 360ml

吉乃川は長岡市にある歴史ある酒蔵です。醤油、味噌などの醸造業者の蔵も集まる摂田屋地区に位置しており、創業は戦国時代1548(天文17)年、県内最古の酒蔵といわれています。
長岡まつり大花火大会では、毎年8月2日に打ち上がる正三尺玉の花火に提供もしています。

その正三尺玉の打ち上げ花火をモチーフにした吟醸酒が「正三尺玉 吟醸 吉乃川 360ml」。
花火玉を思わせる丸い形のボトルに、華やかな香りとすっきりした口当たりの吟醸酒が詰まっています。箱には花火が描かれており正面から覗くと、まるでボトルの中に花火が上がったかのように見える仕掛けになっています。

来年の花火を願いながら一献

今年の夏も、空を見上げて日本酒を楽しむ機会が失われてしまいましたが、来年の夏こそ夜空を彩る花火を見られることを願いながら、今宵も一献いかがでしょうか。
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