どうも皆さんこんにちは!日本酒ラボの新人Tです。
今回は10月1日に新丸の内ビル7階にオープンする獺BAR marunouchiの発表会に出席してきました!
皆さまも気になっているであろう獺祭BAR marunouchiのお店の中まで、一足先に見学させてもらえましたので、そのレポートをお届けします!
https://sake-5.jp/000046778/
目次
1. 発表会 開会前の会場の様子
説明会は、新丸の内ビルディング7階の獺祭BAR marunouchiの横の会場にて行われました。
会場には、獺祭磨き二割三分がずら〜っと並んでいたり、「獺祭ロックの作り方」の漫画などが置いてあり、期待を高めてくれます・・・。
受付を済ませて発表会の開催を待ちます。
責任者の方々が登壇され、発表会がスタートしました!
左から:旭酒造(株) 桜井博志氏、建築家 川添善行氏、丸の内ハウス 統括マネージャー 玉田氏、旭酒造(株) 桜井一宏氏、Rachel Chan氏
2. 発表会 ご挨拶:「獺祭BAR marunouchi」に込められた想いや構想
皆さま、それぞれこの獺祭BAR marunouchiにはこのような場所になってほしいという想いをお聞きすることができました。
旭酒造会長 桜井博志氏「お酒は一つのコミュニケーションのツール」
私がお酒を作りながらいつも思っていることはお酒は一つのコミュニケーションのツールだと思っていまして、ぜひそういったところで獺祭を使ってもらいたいなあと思っています。今回のこの獺祭バーは川添先生から見せていただいたアイデアの段階での予想図そのとおりに出来上がっているので皆様ご期待していただければと思います。
川添 善行氏「光を持った人たちが集まることで、初めて光が満たされるというコンセプト」
建築家から見た獺祭とはなにか。「酒を通じて人と人とが出会ったりそこで話して絆が生まれる、目指しているのがそこにある」というのが今回私がバーの設計にあたって作った仮説です。獺祭を持った人の手元が光る、そういったグラスを今回のバーのために作りまして、光を持った人たちが集まることで初めてお店の中に光が満たされる。そういうコンセプトで作りました。1番中心であり、1番大変だったのは獺祭ロックという新しい飲み物に形を与えること。これはロックのグラスでもあって、そのグラスが光るようになっています。獺祭を飲んでいただくとそうやって光がお店の中に満ちていって初めて獺祭バーというものができあがる。それが今回のコンセプトです。
(中略)
毎日変化していく丸の内の中でこの獺祭バーも刻一刻と光の状況が変わっていく。都市全体が獺祭バーというようなそういう意味を込めて変わり続けていく空間をデザインしました。
丸の内ハウス 統括MG 玉田氏「日本の良さを伝えていけるような場所になってほしいと願っています」
この丸の内ビル7階は丸の内ハウスと名前が付いておりまして、飲食フロアでありながら様々な情報発信の仕掛けをしていってまちづくりをして丸の内の未来を作っていこうというミッションがあります。このフロアの統括マネージャーをしながら1番目指していたのは、新しいコミュニティーが生まれていくような場所をどう作っていったらいいかということ。
先程会長(桜井博志氏)からもありました、お酒というのは人と人をつなぐツールであるという言葉通り、このフロアで人と人がつながっていく新しいコミュニティーが丸の内に生まれたら、獺祭BARができたことでまた新たなコミュニティーができて人と人がつながっていくことを期待しております。丸の内には約28万人ものオフィスワーカーがいる。その中には獺祭の名前は知っているけど飲んだことはないですとか、まだ日本酒自体もあまり飲んだことはないという方たちにもまずは日本酒、そして獺祭を知って頂く機会になればと思っています。
そして、新しく海外から来てくださった方にも日本の良さを伝えていけるような場所になってほしいと願っています。
旭酒造社長 桜井一宏氏「獺祭バーをきっかけとして人と人が動く一つのスタートポイントになっていく」
人と人が会えない状況だからこそ合ったときにより楽しい状況や環境を作りたいと思っている。あの暗闇の中でお酒を飲む、しかも自分の持っているグラスが光って動くことによって景色をつくるというにはすごく楽しい経験だと思います。この獺祭バーをきっかけとして人と人が動く一つのスタートポイントになっていくと考えています。お酒が大好きな私達が同じくお酒が大好きであるお客様たちに楽しみましょうというメッセージを発信する場にしたい。
3. 獺祭ロックやおつまみの試飲と試食
皆様からこの獺祭BAR marunouchiへの想いをお聞きした後、実際に獺祭BAR marunouchiで提供される獺祭ロックやおつまみの試飲・試食をさせていただきました。
桜井会長から獺祭ロックをおいしくいただくコツもお聞きできました!!
桜井会長
「獺祭ロックを美味しく飲むにはコツがあります。大量の氷と少し少なめのお酒を注ぐ。そしてジェームズ・ボンドのように二口くらいで一気に飲む」とのことでした!
こちらが試飲させていただいた獺祭ロックになります!中には獺祭の代名詞とも言われている二割三分が使われています。
香りは獺祭なので当然上品な吟醸香がロックによって冷たい冷気とともに香ります。
味わいは獺祭ならではの、なめらかな甘みとただでさえ飲みやすい二割三分ですがロックになることで水のようにゴクゴクと飲めてしまえるくらい飲みやすくとても美味しかったです!
続いておつまみをいただきました。こちらは「酒かす入りだしまき玉子」です!
口の中に入れた瞬間、玉子の中からだしがジュワッと溢れ出し絶品でした。
こちらは酒かすと自家製アンチョビをフランスパンの上にのっけたおつまみとなっています。
こちらもアンチョビの塩辛加減とフランスパンの風味がマッチしてとてもおいしかったです。
このときにはもう獺祭ロックを飲み干していたので「まだ残しておくべきだった…!」と少し後悔していました笑
試食で最後にいただいたのは日本酒ではお馴染みの酒米山田錦を使った揚げ団子
外はカリッカリで中はふわふわでこちらも絶品。カリカリ食感とともに、口の中にお米の旨味が広がっていきます。
以上!獺祭ロックの試飲とおつまみの試飲でした。どれもとてもおいしかったです。
4. いざ、獺祭BAR marunouchiの内部へ!!
それでは試飲と試食を終えたので獺祭バーの中を内覧させていただきます!
暗さを大事にしているということで入り口と出口にはこのような大きな垂れ幕が下がっていました
それでは中の方にお邪魔します。
中はこのようになっていました。写真にあるカウンターで獺祭ロックやおつまみをもらい奥にあるテーブルでコミュニケーションを人と取りながらお酒を愉しむことができます。
気になるのは後ろで光っているグラス。
この装置によってグラスに光を集めてグラスに光を集めている(充光)とのこと。すごいですね。
バーテンさんからグラスをいただきテーブルへ持っていくとわかりますでしょうか!
獺祭ロック自体はさきほども見ていただいたのでわかると思いますが透明です。ですがグラスによって青く光っています!
当然、他の方が持っていたグラスも青く光っています。先程語られていたお客様自身によって作られる景色というのはこういうことなんですね。とても綺麗な情景でした。他の方と楽しく談笑していたらあっという間に終わりの時間に。お酒をコミュニケーションのツールとして人と語らうというのはやはり楽しいですね。
最後にお土産として獺祭の磨き二割三分や獺祭に関する書籍やフォトブックをいただきました!
以上で獺祭BAR marunouchiの発表会及び内覧会のレビューを終わります!
10月1日からオープンとなっていますのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。