日本酒セラーを選ぶ時に見てほしい、5つのポイント

日本酒をより良い状態で保存するための専用の日本酒セラーは、ワインセラーとの比較ではまだ一般的に家庭で使われることは少ない印象です。業務用や一部の高級品が活用されることはあっても、家電量販店などではあまり目にする事が無かったのが実情ではないでしょうか。

そのため、これまで日本酒の保存は日本酒セラーの様な専用機器ではなく、冷蔵庫を利用する事が一般的でした。ただしここ1,2年で、様々な味わいの日本酒が提供されるようになり、日本酒を楽しむ機会もまた増えてきた印象です。そして、日本酒セラーをはじめとした、日本酒をより楽しむための機器も提供され始めています。

今回は、日本酒をもっと楽しく飲むために、日本酒セラーを選ぶ上で確認すべきポイントを紹介するとともに、アクア株式会社が開発した、日本酒セラー「SAKE CABINET」をご紹介いたします。

日本酒セラーを選ぶ際に気にしたい、5つのポイント

一般的に日本酒セラーを選ぶ際には、酒質に影響を与えない様、温度や光の管理が出来るものが良いと言われています。また、日本酒にとって良いといわれている、縦置きで保存できる事や、家庭内での使いやすさの観点からデザイン性、静かさなども気になるところです。

今回は、日本酒セラーの選び方を温度、紫外線(光)、容量、デザイン性、冷却方式の5つの観点から見ていきましょう。

日本酒とお米と升

1. 温度

日本酒セラーを選ぶにあたり、まず一番に気にしてほしいのは、日本酒を保存する温度の管理についてです。日本酒は、酵母の力を利用しアルコールを生み出したり、日本酒ならではの香りを作り出す、微生物の働きを活用したお酒です。例えば火入れを行っていない生酒では、酵母を含む菌がまだ生きて日本酒の中に残っています。

生酒では特に、温度の上昇に伴い酵母が活性化するので、高い温度でお酒を保存すると、味わいが変わってしまう可能性があります。また、火入れが済んだ日本酒であっても、温度により酒質が変化すると言われています。

詳しくは日本酒の造り方へ

そのため、日本酒を管理する日本酒セラーの温度設定機能は、セラーを選ぶうえで非常に重要な要素です。高い温度でお酒を保存すると酵母が活性化し、結果として酒質が変化してしまいます。逆に温度が低すぎると酵母の働きは止まりますが、お酒が凍ることで酒質が変化してしまう恐れがあります。

一般的には、酵母や酵素による酒質の変化を抑えるために最適な温度として、日本酒セラーの温度帯はマイナス5℃前後とすることが研究で示唆されています。このマイナス温度管理は著名な蔵元でも実践している管理方法です。造った時の味わいを楽しめるよう、日本酒を保存するためにはマイナス温度5℃前後でお酒の管理ができる日本酒セラーがおすすめです。

2. 紫外線

次に日本酒セラーを選ぶ際に気にしてほしい点として、紫外線への対応をご説明します。日本酒は光に対しても非常に敏感なお酒です。保存技術が発達した現在でこそ、透明な瓶も良く見る様になりましたが、もともと日本酒の瓶の色は茶色など、濃い色のものが主でした。これは出来るだけ光を遮り、太陽光や紫外線による日本酒の酒質変化を抑えるための工夫と言われています。

光による酒質の変化としてよく言われるものに、太陽光や紫外線を浴びると発生する日光臭があります。日光臭とは焦げ臭いにおいと表現されることが多い、紫外線による味の変化です。家庭では瓶を新聞紙で包むなどの光を遮る工夫も考えられますが、一度お酒を開封してしまうとそういった管理も難しくなってしまいます。

これらの理由から、日本酒セラーを選ぶ際には遮光性が強く、紫外線をしっかりカットできるものをおすすめいたします。表面がスケルトンになっているものは、セラーを開けなくても中の日本酒が確認できるなど視認性の観点からのメリットはありますが、紫外線をカットする観点からは光が遮断できる日本酒セラーにメリットがあるのではないでしょうか。酒質管理の観点からは、セラーの遮光性を確認していただくことをおすすめします。

 

sake cabinetイメージ

 

3. 容量(収納力)

自分の好きな日本酒を見つけたら、コストパフォーマンスの良い一升瓶をつい買ってしまう、という方も日本酒好きの方には多くいらっしゃるのではないでしょうか。買った一升瓶は冷蔵庫の中に横置き、となることが多いですが、日本酒を収納するうえで縦向きか横向きかはとても重要な要素の一つです。

日本酒セラーを選ぶときには、縦置きができるものをおすすめします。縦置きが出来る日本酒セラーをおすすめする理由は、横向きにする事による日本酒への悪影響を避けるためです。日本酒を横向きで管理すると、空気とお酒の接触部分が増えて、酸化が促進される懸念が強くなってしまったり、キャップに触れる事で味に影響がでてしまったりする懸念があると言われています。

また、一升瓶サイズを入れても余裕のある収納スペースがある日本酒セラーがおすすめです。お酒の温度を一定に保つためには、ある程度空間に余裕を持たせ、冷えた空気と瓶の接触面積を増やす事が重要です。こうすることでよりよい状態で日本酒を保存する事が可能になります。

更には、四合瓶の中には通常のものより横長だったり、縦長だったり特殊なサイズものもあります。四合瓶だから入るはず、と思って買ったけど、日本酒セラーに入らなくてしょんぼり、といった事も稀にあるため、スペース設計に余裕がある日本酒セラーを選ぶと良いのではないでしょうか。

4. デザイン性

実際に日本酒セラーを買う事を考えると、
大きさ、部屋や家具などのインテリアとの相性など考えなければいけないことがあり、日本酒セラーの置き場所はちょっと悩む、という方も多いのではないでしょうか。

特に、日本酒セラーを置く場所は例えばリビングやキッチンの近くなど、生活空間となる場所が多くなると考えられるため、よく飲食店などで見るガラス張りのストッカーなどは、お酒を縦置きには出来ますがあまりインテリアにマッチしないという問題があります。同様に、冷凍ストッカーであればマイナス温度帯で日本酒を管理する事は出来ますが、インテリアの事を考えると屋内に置くのは少し難しい、と思われる方も多いのではないでしょうか。

そのため日本酒セラーを選ぶ際には、デザイン性も重要な要素の一つになります。デザイン性を重視し、インテリアへのマッチも十分に検討したいですね。

5. 冷却方式

最後に、日本酒セラーを検討する際に気にしたいのは冷却方式です。主要な冷却方式として、ペルチェ式とコンプレッサー式という二つの方式が一般的です。

一般的にはペルチェ式では、冷媒が常に稼働しているため電気代が高く、日々の活用においてはコストが高めになる傾向があるといわれています。一方でコンプレッサー式は冷却する力が強く、ずっと冷媒機能を稼働させているわけではないので省エネ仕様であることが多く、電気代も低くなる傾向にあるといわれています。

コンプレッサー式に比べてペルチェ式は庫内を冷却する力が弱く、保管温度の振れ幅が大きくなる傾向があることに対して、コンプレッサー式はペルチェ式と比較して冷却する力が強く、温度が安定しやすい傾向もあるようです。一方で、ペルチェ式の方が本体価格は比較的安い傾向にあり、コンプレッサー式は比較的値段が高い傾向にあります。

販売値段を見た時にはペルチェ式の日本酒セラーを選んでしまうかもしれませんが、トータルの利用コストを考える際には電気代も重要な要素です。冷却方式の違いにより電気代は大きく異なりますので、電気代の観点からはコンプレッサー式の日本酒セラーにメリットがあるのではないでしょうか。

 

ご紹介した5つの要素を満たす、「SAKE CABINET」について

 

sake cabinet
sake cabinetの操作盤

 

アクア株式会社が開発した日本酒セラー「SAKE CABINET」は、全国酒販協同組合連合会からも推奨されている日本酒セラーです。

研究者も認める日本酒保存に最適なマイナス温度管理を「SAKE CABINET」は家庭で実現でき、著名な蔵元でも行っているマイナス5℃での温度管理を実践できます。

「SAKE CABINET」は遮光性を非常に重視した設計で、庫内灯をLEDにすることで紫外線に配慮しているため、紫外線による劣化を心配する必要も少なく、中長期的にお酒を冷温で熟成してみたい、といったニーズにも対応できます。

また、「SAKE CABINET」は最大、四合瓶を12本、一升瓶を9本まで縦置き保管することができます。そのため、日本酒を数本買ったとしても、一本すべてをすぐに飲み切る必要はなく、飲み比べて楽しんだり、その日の食事にあわせてお酒を選ぶといった楽しみ方が可能になります。

デザイン性も「SAKE CABINET」の特徴の一つ。シックな黒地に七宝柄をあしらったデザインで、インテリアを邪魔しません。電気代の観点からは、省エネ性を重視したコンプレッサー方式を採用。静音設計が施されており、電気代と居住空間とのマッチを両立させた日本酒セラーです。